日本箸礼法協会は、箸のチカラで日本全国の食生活・食習慣の乱れをしっかりと整え、
『何歳になっても元気で健康的に歳を重ねてゆける人を増やしたい、活力に満ち溢れる明るい社会にしたい』
そんな想いから2022年に設立を致しました。
設立のきっかけは、あるマナー講師の方から「伝統的な箸使い」の指導を受けたことです。
それまでとは全く異なる箸使いに衝撃を受け、戸惑いながらも必死に練習を重ねました。
すると、不思議なことに長年苦しんできた慢性便秘が改善され、腰痛や首凝りが軽くなるばかりか、
不思議と集中力が高まり仕事の成果が上がるなど、次々と驚くべき変化が起こっていったのです。
「私の体の中で一体何が起こっているのだろう?」とこの変化の理由を解明したい衝動に駆られ、
医学博士であり、長年最先端医療の現場で多くの患者様と向き合ってこられた金城実医師が、
予防医療の大切さを伝える為に設立をされた「一般社団法人日本予防医療協会」より深く学んでいくと、
驚くことにすべてが細胞レベルで繋がっていることが分かったのです。
伝統的な箸使いで毎日食事を頂くことで起こった変化は、
ひと口ひと口を大切に丁寧に口まで運べるようになり、自立神経のバランスが整えられていきました。
更に、姿勢が良くなり体の中心にブレない軸が作られた事で腰痛や首凝り坐骨神経痛が無くなり、
咀嚼力が圧倒的にUPし消化器官の働きを助け胃の調子が良くなる、腸内環境が整えられ便の状態が変わっていく、
細胞が元気になったことで代謝が上がり冷え性から解放される、、などなど
これら多くの驚くべき変化が、長年抱えていた慢性不調の改善や精神的な安定に繋がっていったのです。
予防医療の講座の中でカラダの仕組みを学んでいけばいくほど、
毎日の食事におけるひと口ひと口の箸使いの積み重ねがどれほど大切であるのか?ということを改めて感じました。
この経験から、「伝統的な箸使い」というものは単なる作法や文化ではなく、
私たちの健康と直結するとても重要な存在であることを確信しました。
だからこそ、長い歴史をかけて受け継がれてきた「伝統的な箸使い」の継承をこのまま途絶えさせてしまうのではなく、
私達1人1人が伝え紡いでゆける仕組みを今1度しっかりと確立させ、日本全国の各家庭の「日常の食卓」に根付かせていきたい、
何歳になっても健康で元気に活き活きと歳を重ねてゆける人を増やしたい、そんな想いを形にするべく日本箸礼法協会の設立に至りました。
協会では、初心者でも安心して学べるカリキュラムを用意し、日常生活に取り入れやすい形で「伝統的な箸使い」
を指導しています。